ヘアケア

ZACCボタニカルスカルプシャンプーの成分から口コミ評価まで完全まとめ!独占インタビューあり

この記事にはPR商品が含まれますが、コンテンツ制作ポリシーに沿った公平かつ中立な立場で調査し商品評価を行っています。また、薬機法・景表法等のルールに準拠できるよう努めながら記事を制作しています。

ZACCスカルプシャンプーとコンディショナーをセットで並べた画像1

青山・表参道エリアで芸能人も通うほど人気の美容室ZACC(ザック)から「ボタニカルスカルプシャンプー」が発売されたことをご存知でしょうか?

石鹸ベースなのにアミノ酸をバランスよく配合し、頭皮ケアを目的とした「ZACCボタニカルスカルプシャンプー」はとにかく高品質で早くも話題沸騰中。

人気のパールリッチシリーズとは一味違う魅力を持った「ZACCボタニカルスカルプシャンプー」の成分解析から口コミ評価、プロ美容師さんおすすめの使い方まで徹底的にご紹介します。

記事の後半ではZACC代表であり開発者である高橋和義さんの独占ロングインタビューも掲載。この記事を読めばZACCシャンプーの基本情報からおすすめの髪質タイプまですべてがわかります!

(※2019年には医薬部外品認定を受け、「ZACC ボタニカルスカルプシャンプー」としてリニューアルされました。)

ZACCシャンプーを開発した代表高橋和義さんの画像 出典:zacc.co.jp 美容室ZACC代表/ZACCシャンプー開発者:高橋和義さん
高橋和義さんご本人にこの記事の内容も監修していただきました。ZACCシャンプーの正しい情報が理解できる記事になっています。

 

新発売!【ZACCスカルプシャンプー】の魅力を解説

ZACCスカルプシャンプーとコンディショナーをセットで並べた画像2

「ZACCスカルプシャンプー」は、石鹸とアミノ酸の良いとこどりをした次世代型シャンプーです。

『石鹸』には不純物を除去した高純度のものを使用することで“髪に必要なものは残し、不要なものだけを洗う”という理想形を実現。石鹸シャンプーによくあるきしみを最大限抑えてくれます。

そして髪の材料となる『アミノ酸』は、くせ毛の原因となる髪内部の結合のズレ・乾燥・毛穴づまりを抑制。

今までにないこの配合バランスによって髪を傷めずに頭皮ケアできるのが「ZACCスカルプシャンプー」最大の特徴。

その他のメリットを簡単にまとめると、

  • ノンシリコン(シリコンゼロ)
  • 植物由来100%のやさしい洗浄成分
  • 月桃葉エキス配合
  • 不純物のない10種の無添加
  • スッキリと大人っぽい柑橘系の香り(フローラルブーケ)

など非常に多くのメリットを持つシャンプーなんです。

さらに天然エキスを加えることで頭皮ヨゴレを落とす洗浄力は持ちつつも髪のバサつき・ゴワつきを防止。

ノンシリコン処方なので頭皮に残留物がのこる可能性もかなりおさえられています。

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青山・表参道エリアで約30年続く超人気美容室ZACC(ザック)が開発

青山・表参道エリアの人気美容室ZACC(ザック)のエントランス画像

ZACCが店舗をかまえる表参道のaoビル(アオビル)は青山通り沿いの超一等地にあります。日本屈指の美容室激戦区です。

30年近く続く美容室というだけでも驚きですが、紗栄子さん・後藤真希さん・トリンドル玲奈さん・華原朋美さんなどの有名芸能人が足しげく通う数少ないサロン。

そして代表の高橋和義さんはZACCオリジナルシャンプー&トリートメントの開発に携わってから25年以上という大ベテラン。

「ZACCスカルプシャンプー」は髪のプロである美容師さんが“シャンプー成分の深い知識”もあわせ持った上で作る、という最強のバックボーンがあります。

(※よくある“美容師監修”といって肩書きだけをくっつけたシャンプーとは品質レベルから異なります。)

シャンプーの配合成分に関する豊富な知識を持ち、芸能人も通うほど青山・表参道エリアで人気を博す美容室が本気で作ったシャンプーだけにその実力はケタ違いです。

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【石鹸×アミノ酸】のまったく新しいスカルプシャンプー

ZACCスカルプシャンプーで髪を洗う女性の画像1

洗浄剤を石鹸ベースにすると髪のきしみが出ますし、アミノ酸ベースでは汚れが落ちきらない。

ノンシリコンのアミノ酸シャンプーが大流行した昨今、こうした新しいシャンプー問題が生まれています。

そこで髪のプロである美容室ZACCが作ったのが石鹸×アミノ酸を融合させた新しい「スカルプシャンプー」。

不純物のない極めて純度の高い石鹸を使うことで洗浄力はそのままに髪に必要なうるおいは残します。

そしてアミノ酸を加えることでダメージヘアの内部に吸着してしっかり補修。

“頭皮ヨゴレは落ちるのに髪がパサつきにくい”を実現した、次世代型サロンシャンプーが「ZACCスカルプ」。

今までの、スカルプ=洗浄力が強い、というイメージをくつがえすクオリティーを持っています。

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頭皮ケアに役立つ「月桃葉エキス」を配合

月桃の画像

「月桃(げっとう)」は、日本では九州や沖縄に生える植物。

刈り取っても6ヶ月ほどで芽を出す生命力の強さを持ち、抽出された月桃葉エキスには皮膚の保湿やハリ・弾力を改善する(皮膚線維芽細胞増殖促進作用)作用を持つと言われています。

また、古来から防腐剤目的で使われていたこともあり、月桃を入れることで肌に負担のかかる防腐剤を使わない配合が可能になっています。

育毛剤の成分としてもポピュラーで非常に品質の高い原料がZACCスカルプには採用されているのです。

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毛穴づまりを起こしにくいノンシリコン処方

髪の生え際を気にする女性の画像

髪のパサつき防止はシャンプーにとっての大きな課題のひとつ。

簡単かつ安価でできる対応策として“シリコンを入れる”手法が一般的です。

しかし、髪の毛や頭皮に皮膜をつくる働きをもつため、洗い残しがあると毛穴づまりを起こしやすいというデメリットを持っています。

皮膚呼吸ができない状態が続くことで起こる頭皮トラブルをさけるため、ZACCスカルプはシリコンを使わない「ノンシリコン処方」にこだわっています。

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敏感肌・乾燥肌の人でも使いやすい10種の無添加

ヘアオイルとオーガニック原料を集めた画像

地肌や髪に良い影響をあたえない不純物が入っていると、シャンプーを開封して時間が経つほど劣化します。

敏感肌・乾燥肌の人は劣化した不純物によって肌トラブルにつながる危険性があるため、ZACCのスカルプシャンプーは10種のフリー・無添加で作られています。

  • シリコン
  • 鉱物油
  • 動物性油
  • 石油系界面活性剤
  • 高級アルコール系界面活性剤
  • 殺菌剤
  • 着色料
  • 紫外線吸収剤
  • ナノマテリアル
  • EDTA

徹底的に頭皮ケアを意識したサロンシャンプーとして肌へのリスクを最大限おさえたところもZACCスカルプの魅力です。

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ZACCスカルプシャンプーは厳しい3つの試験もパスする実力

ZACCスカルプシャンプーを検証した日油株式会社油化学研究所の画像
出典:zacc.jp

1.洗浄性試験(洗浄力を調べる)

ZACCスカルプシャンプーの洗浄性を検証した実験結果グラフ
出典:zacc.jp

Terg-O-tometerを使った最初の試験では、ZACCスカルプシャンプーが市販のアミノ酸シャンプーよりも高い洗浄力を持つことわかりました。

頭皮ヨゴレを落とすだけの確かな洗浄力が備わっています。

 

2.クシ通り性試験(クシ通りの良さを調べる)

ZACCスカルプシャンプーのクシ通りを検証した実験結果グラフ
出典:zacc.jp

続いてコーミングテスタと呼ばれる機械では、“クシ通りのよさ”をテストしていきます。

髪をクシでとかす時にはスッと軽い力で通るほうがいいですよね。

このグラフでは抵抗値が少ない方が優秀です。アミノ酸シャンプーよりもZACCスカルプの方が抵抗の少ないクシ通りを実現しています。

 

3.毛髪強度試験(シャンプー使用による髪の毛の強さを測る)

ZACCスカルプシャンプーの毛髪強度を検証した実験結果グラフ
出典:zacc.jp

最後はレオメーターという強度測定器で髪の毛を一本ずつ引っ張り、切れた際の強度を測る試験。

ここでもZACCスカルプシャンプーは市販のアミノ酸シャンプーより優れた結果を残し、すべての項目で有用性が評価されています。

 

一般的に“アミノ酸シャンプーが最強!”というイメージがありますが、ZACCスカルプシャンプー・コンディショナーはアミノ酸をしのぐ実力を持っているんです。

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ロングセラーの看板商品ZACC「パールリッチ」と「ボタニカルスカルプシャンプー」の違いと効果とは?

ZACCスカルプシャンプーとパールリッチシャンプーをセットで並べた画像

(画像左がZACCスカルプ、右がパールリッチ)

髪の傷みやダメージ由来のコンディショニングが気になる人は修復力の高い「パールリッチ」。

かゆみ・抜け毛・白髪などの血行不良による頭皮トラブルで悩む人や敏感肌・乾燥肌の人は「スカルプシャンプー」。

ZACCのシャンプーは髪の状態や求めるコンディションによって使い分けられるように作られています。

 

「ZACCパールリッチ」シリーズの効果と特徴

ZACCパールリッチシャンプーととコンディショナーをセットで並べた画像

ダメージヘアでも優しく洗い上げる低刺激なアミノ酸系シャンプーが「パールリッチ」シリーズ。

髪の内側がスカスカになって傷んだ髪にアミノ酸が吸着して補修してくれるためダメージヘアに最適です。

ノンシリコン処方にこだわり、天然由来のボタニカルエキスを採用するなど傷んだ髪に徹底的にやさしい配合になっています。

また、洗浄力のやさしいアミノ酸シャンプーでも頭皮のニオイが気にならないように炭を配合するなど、汗や加齢臭によるニオイに対しても効果的。

パールリッチヘアマスクも用意されていて、より深刻なダメージに悩む人の髪にも対応してくれます。

 

「ZACCボタニカルスカルプシャンプー」の効果と特徴

ZACCスカルプシャンプーとコンディショナーをセットで並べた画像3

対して「ZACCボタニカルスカルプシャンプー」は頭皮ケア=地肌ケアを主目的に開発された次世代シャンプーです。

  • 抜け毛が気になる
  • 頭皮がかゆい
  • フケが出る
  • 白髪が目立つようになった

頭皮トラブルが原因のこうした悩みに対処するために石鹸ベースにアミノ酸を組み合わせて作られています。

一般に普及しているスカルプシャンプーと違うのは“洗浄力と髪をケアするバランス”。

頭皮をケアすると謳いつつ強すぎる洗浄成分を配合したシャンプーは、髪に必要なうるおいまで奪ってしまったり、地肌を洗いすぎることで乾燥によるかゆみが出たりといったデメリットがありました。

特に髪のパサつきは大きな問題でしたが、ZACCボタニカルスカルプシャンプーは髪にやさしい洗浄成分と月桃(げっとう)・漢方・天然オイルなどを配合することで頭皮も髪もケアできるように作られています。

そのため洗浄力の強いスカルプシャンプーと比べて洗い上がりがパサつくようなことがありません。まさに髪のプロである美容師さんが作ったハイクオリティシャンプーというわけです。

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詳しい成分解説は次項をご覧ください↓

 

さすがサロンシャンプー!ZACCボタニカルスカルプの優秀な成分を解析

ZACCスカルプシャンプーとコンディショナーのボトル裏成分画像

ZACCボタニカルスカルプシャンプーの全成分

水、ココアンホ酢酸Na、ココイルメチルタウリンNa、ラウリン酸、オレイン酸、PG、水酸化K、コカミドプロピルベタイン、グリチルリチン酸2K、チャ葉エキス、ゲットウ葉エキス、ビワ葉エキス、キハダ樹皮エキス、モウソウチクたけのこ皮エキス、ミツバアケビ茎エキス、ツバキ種子エキス、クロメエキス、ウコン根エキス、シイクワシャー果皮エキス、セイヨウハッカ葉エキス、ポリクオタニウム-51、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コラーゲン、アンズ核油、ククイナッツ油、マカデミア種子油、ホホバ種子油、オリーブ果実油、カニナバラ果実油、スクワラン、アルギニン、プロリン、フェニルアラニン、ジパルミチン酸アスコルビル、トコフェロール、ポリクオタニウム-6、ココイルアルギニンエチルPCA、グリセリン、BG、ポリソルベート80、クエン酸、塩化Na、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料

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ZACCボタニカルスカルプコンディショナーの全成分

水、PG、オリーブ果実油、セタノール、ホホバ種子油、グリチルリチン酸2K、チャ葉エキス、ゲットウ葉エキス、ビワ葉エキス、キハダ樹皮エキス、モウソウチクたけのこ皮エキス、ミツバアケビ茎エキス、ツバキ種子エキス、クロメエキス、ウコン根エキス、シイクワシャー果皮エキス、セイヨウハッカ葉エキス、ポリクオタニウム-51、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コラーゲン、プラセンタエキス、アンズ核油、ククイナッツ油、マカデミア種子油、カニナバラ果実油、スクワラン、アルギニン、プロリン、フェニルアラニン、ジパルミチン酸アスコルビル、トコフェロール、ココイルアルギニンエチルPCA、グリセリン、BG、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、PEG-8、ベヘントリモニウムクロリド、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ステアリン酸PEG-5、ステアリン酸PEG-30、イソプロパノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料

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ZACCボタニカルスカルプシャンプーのメイン洗浄成分は「ココアンホ酢酸Na」と「ココイルメチルタウリンNa」

「ココアンホ酢酸Na」は低刺激でいて頭皮ヨゴレを落とすだけの洗浄力を持ったバランスの良い成分。

目に入っても痛みが少なくベビーシャンプーの成分としても使われるなど非常に優れた洗浄剤です。

さらに「ココイルメチルタウリンNa」は洗浄力がありながら髪を傷めずうるおいをプラスできるアミノ酸系界面活性剤。頭皮環境を改善することでフケ抑制にも効果が見込めます。

その他、低刺激で髪をしっとり仕上げてくれる「コカミドプロピルベタイン」を配合するなど、美容室が作ったボタニカルスカルプシャンプーだけあって品質レベルの高い成分構成です。

 

くせ毛・うねりに効果が期待できる「Promois WK-SAQ」

ダメージヘアに悩む女性の画像

実はこの聞きなれない名前はシャンプーボトル裏に「ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)」と「水」として表記されている成分が該当します。

水を吸収しにくくする(疎水性バリアを張る)ことで外部刺激によるダメージから髪を守り、内側の成分流出もおさえてくれます。

また髪の毛のダメージを修復し、毛髪内部の水分バランスをコントロールして髪のうねりを抑制するといった効果を持つ成分です。

 

髪のダメージホールは「セラキュート」でケア

ダメージヘアをケアする女性の後ろ髪画像

シャンプーをすると髪はマイナスの電気をまとった状態になり、これをプラスの電気によって弱酸性に戻してあげる必要があります。

さらにダメージを受けた髪や年齢を重ねた毛髪には“ダメージホール”と呼ばれる穴ができてしまいます。

「セラキュート(Ceracute®-V)」はプラスの電気を帯びており、

  • 外側:柔軟性の高い被膜を作ることで髪の太さが増大
  • 内側:ダメージホールを埋めることで内部構造を再生

この二軸で髪に働きかけることでボリュームアップが期待できるメカニズムです。

また、なめらかで柔らかい質感に仕上がり、ケラチンと比べても高い安全性を誇っています。

「セラキュート(Ceracute®-V)」は髪の内側も外側もケアでき、髪への浸透力が高い点で非常に優秀な成分といえます。

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ZACCボタニカルスカルプシャンプーを使った人のリアルな口コミ評価まとめ

アミノ酸シャンプーをインターネットで探す女性の画像

頭皮・髪への刺激もほとんどなく、洗い上がりは頭皮 がさっばりとしていて良かったです!根元から髪が立ち上がるため、手ぐしで乾かすだけで ふんわりとした仕上がりになりました。 季節の変わり目でよく頭皮がかゆくなったりするのですが、これを使ってからかゆみやフケが気にならなくな りました!少しきしむ感じもありましたが、髪が短いのでそこまで 気にならなかったです。 人によってはトリートメントでしっかりケアしたらいいかもしれませんね♪(20代前半・女性)

 

普段は、パールリッチシリーズを愛用していますが、このスカルプシャンブー&コンディショナーは、洗い途中から頭皮の哀快感がさらにUPし、より髪が軽くなった ように感じました。 また、汗っかきでベタつきがちな頭皮の私でも、1回目から泡立ちが良かったことにもビックリしました! パールリッチシリーズよりは、洗い上がりの髪のサラサラ感が劣るものの、キシキシとした嫌な感じはなく、髪が絡まることなくクシも通り、今まで持っていたスカルプケアのネガティブなイメージはなくなりました。 乾燥がひどい季節はバールリッチシリーズ、汗をかきやすい季節はスカルプシャンプー&コンディショナー など、目的に合わせて使い分けるのもアリかもです!(20代後半・女性)

 

香りにとても敏感で苦手な場合は気分が悪くなりま す。しかし、このシャンプーは刺激臭もなく洗っている ときは香りがしますが乾かすと全く香りがなくなり他の 物と(柔軟剤や香水)の邪魔にならなくていいと思い ました。また、ストレスなく洗え、タオルドライ後もしっ とりした仕上がりでよかったです。 以前のシャンプーより頭皮のさっばり感がよく、洗えて ると実感ができます。かといって、髪がパサつく感じも なく頭皮の乾燥なども感じません! ドライヤーで乾かすときから、髪川本1本に重みが感じ られハリとボリュームが実感できます。ハリコシが出た おかげでセットもしやすく、アホ毛や白髪が目立たない 気がしました。(40代・女性)

 

スカルプシャンプー自体初めて使いましたが、ベタベタした感じがなくて、朝のスッキリ感があり、使い心地は好きでした!香りはスッキリした印象で、頭皮の気になる臭いを消してくれる感じの奨やか系の香りでした。私は頭皮が刺激に弱く、市販のシャンプーでは大概荒れてしまいますが、このシャンプーはびっくりするほど低刺激で、1週間使っても頭皮が荒れませんでした。 その分、汗をかいた日やワックスを使った日は泡立ちがよくないです。また、コンディショナーは、もつれた髪はサラサラになりますが、より毛先のダメージが気になる人は別でトリートメントをするのがいいかなと感じました。ちなみに私は頭皮はコンディショナーでサラサラにして、毛先はトリートメント...と使い分けしました。(20代前半・女性)

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ZACCボタニカルスカルプシャンプーの販売店は?どこで買えるの?

青山・表参道エリアの人気美容室ZACC(ザック)の店内風景画像

ZACCボタニカルスカルプシャンプーを購入する方法は「ZACC公式オンラインショップ」もしくは「美容室ZACCの店舗」のどちらかになります。

ドラッグストアや薬局では取り扱いがないため、ネットやクレジットは使いたくないという方はZACCの店舗に行けば直接購入することができます。

遠方の方や交通費・時間面で難しいという場合はZACCの公式オンラインショップが便利です。

  • 送料無料(購入金額¥5,400以上)
  • 2回目以降10%OFF

購入方法が限られている中で上記のようなメリットが享受できるので、公式オンラインショップの定期コースは継続する人にかなりおすすめです。

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こんな人におすすめ!ZACCボタニカルスカルプシャンプーが向いている髪質・頭皮タイプ

アミノ酸シャンプーで美容師に洗髪される女性の画像

ZACCボタニカルスカルプは本格的な頭皮ケアを強く意識したシャンプー。

  • 頭皮のヨゴレが落ちていない気がする
  • ベタつきやかゆみ、頭のニオイが気になる
  • 抜け毛や白髪が増えてきた
  • 市販のスカルプシャンプーだと頭皮が乾燥する
  • 地肌はスッキリさせたいけど、髪がきしむのは避けたい

頭皮トラブルが原因のこうした悩みを持つ人にはZACCボタニカルスカルプシャンプーがぴったりです。

洗浄力は強いものの、髪が傷みにくい成分構成になっているので安心。

さらに次にご紹介する方法で自分流にZACCシリーズを組み合わせて使うのも有効なんです↓

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髪質に合わせて「ZACCボタニカルスカルプ×パールリッチ」を組み合わせて使えばパーソナルケアに

ZACCスカルプシャンプーとコンディショナーをセットで並べた画像4

(画像左がボタニカルスカルプシャンプー、右がパールリッチのコンディショナー)

新発売の「ZACCボタニカルスカルプ」と改良を重ねながらロングセラーとなっている「パールリッチ」。

2つのシャンプーとコンディショナーの組み合わせを変えることで、ひとりひとりの髪質に最適化したケアを行うことができるんです。

“頭皮ケアもしつつ傷んだ髪質の改善もしたい!”という方におすすめの組み合わせが「ZACCボタニカルスカルプシャンプー×パールリッチコンディショナー」。

ボタニカルなスカルプシャンプーで髪に必要なうるおいを残しつつ頭皮はしっかり洗い上げます。

そしてパールリッチの優秀なトリートメントで髪のきしみやパサつきを守る。

ZACCスカルプシャンプーとコンディショナーをセットで並べた画像2

頭皮ケアと髪質改善を兼ね備えているので、

  • 髪の傷み・パサつきに困っている
  • ハリ・コシがなくなってきた
  • 頭皮の乾燥やかゆみが治らない
  • 頭皮のニオイや加齢臭が気になる
  • 白髪や抜け毛などの髪の加齢現象が増えた

敏感肌・乾燥肌の人でも使いやすい組み合わせで、女性でも男性でも安心して使える組み合わせです。

開発者本人の高橋さんもおすすめされてますから、頭皮スッキリでさらツヤ髪を手に入れたい人はぜひ試してみてください!

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ボタニカルスカルプでもパールリッチでも気になる毛先のパサつきには「ヘアマスク」が最適

ZACCパールリッチヘアマスクの商品画像

ブリーチ・ハイトーン・細毛・切れ毛など、髪に大きなダメージがある人はシャンプー・コンディショナーに加えてパールリッチのヘアマスクがおすすめです。

「メドウフォーム-δ-ラクトン」という植物の種から作った成分で、酸化しにくい状態に仕上げられているため安定性が高くベタつきにくい特徴があります。

全体につける必要はなく、ダメージの気になる部分につけてドライヤーでサッと乾かす。それだけでシリコンと同レベルの髪のすべりとやさしい触り心地に変化。

天然由来の成分なので安心ですし、「メドウフォーム-δ-ラクトン」の配合量が多い点もポイント。単体でも評価の高いヘアマスクは髪の傷みに悩むすべての人におすすめです。

ヘアマスクはボタニカルスカルプを一緒に使ってもパールリッチタイプと一緒に使ってもOKです。

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開発者高橋さん直伝!ZACCシャンプー&コンディショナーの効果を最大限に高める自宅ケア方法

クシで髪をとかす女性の画像

後半のインタビューでZACC代表であり開発者の高橋さんから教えていただいたとっておきの自宅ケアをお教えしちゃいます!

ポイントは「シャンプーとコンディショナーを髪全体に行き渡らせてから洗い流す」ことです。

シャンプーもコンディショナーも手に出してつけること自体は間違いありませんが、それだけでは髪にまんべんなく塗布することにはなりません。

そこで「シャンプーブラシ」を使って以下の手順で行ってみてください。

  1. シャンプーを手に出し泡立てて指で洗う
  2. 流す前にシャンプーブラシで髪全体をとかす
  3. シャンプーを洗い流す
  4. 水気を切ってコンディショナーを手でつける
  5. 流す前にシャンプーブラシで髪全体をとかす
  6. コンディショナーを洗い流す

シャンプーブラシでとかすステップを入れることで髪のトップから毛先までシャンプー・コンディショナーが行き渡ります。

配合成分が均等に髪に浸透し、ダメージに対しても効果的で髪のハリ・コシもアップする高橋さん直伝の方法です。

ちなみにヘアマスクも同じやり方でつけてあげるのが一番とのこと。髪質に悩みのある人はぜひお試しください!

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ZACCボタニカルスカルプシャンプーを実際に使ってみた評価レビュー

シャンプーのテクスチャーはややトロっとした感じ!

ZACCスカルプシャンプーを手に出した画像

実際にZACCボタニカルスカルプシャンプーを手に出してみると、適度にとろみのあるちょうどよい粘度でした。

このテクスチャーなら水っぽくてこぼれることも、ドロっとしすぎてボトルから出しにくいこともありません。プロの美容師さんにとってもベストな粘度でしょう。

ほぼ無色透明で清潔な雰囲気です。

 

オレンジフラワー「ネロリ」がフレッシュで男女共通で使える香り

オレンジフラワー「ネロリ」の画像

ZACCボタニカルスカルプを手に出すと驚くのが香りの良さ。女性がまとっても男性がまとってもセンスよく感じられるスッキリした柑橘系。

それでいてたださっぱりしているだけでなく、洗練されたリッチな香水のような(匂いが強いわけではありません!)雰囲気で、まさに「大人!」な香り。

オレンジフラワーとジャスミンをたっぷり使用、いつまでも感じていたいフローラルブーケが素敵な香りです。

 

スタンダードな泡立ちとスッキリした使用感のシャンプー

ZACCスカルプシャンプーを手で泡立てた画像

泡立ちの少ないサロンシャンプーもありますが、ZACCボタニカルスカルプはじゅうぶんな泡立ちが得られました。

そして石鹸ベースの洗浄成分のおかげで頭皮の脂ヨゴレやつけていたスタイリング剤はキレイに落とせてスッキリ。

スカルプらしい“爽快で気持ちいい使用感”のシャンプーです。ベタつく市販シャンプーに比べて洗い上がりのさっぱり感はかなり気持ちいいです!

今回わたしはきしみを感じませんでしたが、洗浄力自体はやや強めに作られているため、髪の傷みにひどく悩んでいる人は若干のきしみを感じるかもしれません。

それでも一般的なスカルプシャンプーに比べてはるかに髪に優しく感じます。石鹸成分で頭皮ヨゴレはしっかり落としつつ髪のうるおいは守ってくれます。

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サロンクオリティの仕上がりを実現する優秀なZACCボタニカルスカルプコンディショナー

ZACCスカルプコンディショナーを手に出した画像

コンディショナーのテクスチャーは意外に重くなく、手に取りやすい感触。

ライトなテクスチャーにもかかわらず実際髪につけて流すときしみを一切感じないほどさらさらスルスルの髪に変化!

これにはかなり驚きました。スカルプタイプであっても、シャンプー&コンディショナーの使用のみで美容室レベルのケアに近づけます。

ZACCスカルプコンディショナーを手の甲で伸ばした画像

シャンプーは洗浄力強めですが、コンディショナーには月桃やビワ葉、ホホバ種子油といった植物系のエキスをたっぷり配合。

ロングヘアの女性が使ってもじゅうぶん髪質改善が見込めるほど優秀なコンディショナーです。

 

実際に使ってみると、市販のシャンプー・コンディショナーと比べてかなりハイレベルに作られている印象。“頭皮ケアしたいけど髪の毛もいたわりたい”という人に男女関係なくおすすめできるシャンプー&コンディショナーです。

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「raffine」「vie」「calme」3つの空間から構成される美容室ZACCとは?

青山・表参道エリアにあるZACCは3つの異なる空間で構成された美容室。

顧客の求める居心地や利用シーンに合わせて選ぶことが可能です。

ZACC「raffine(ラフィネ)」

美容室ZACC「raffine」の店内風景画像

“洗練された”という意味を持つZACC「raffine(ラフィネ)」は、ホワイトを基調とした上品な空間。

ちょうどよい席の間隔で落ち着いて施術を受けることができます。

 

ZACC「vie(ヴィ)」

美容室ZACC「vie」の店内風景画像

大きな窓から自然光がたっぷり降りそそぐZACC「vie(ヴィ)」は、表参道の都会的な風景が楽しめる開放感あふれる空間。

ブラウンレザーのシックなイスが大人の雰囲気を醸し出します。

 

ZACC「calme(キャルム)」

美容室ZACC「calm」の店内風景画像

“落ち着いた”という意味のZACC「calme(キャルム)」は、個室を完備したハイクオリティーな空間。

プライベート感を重視した贅沢な空間は、大切な人と一緒にならんで施術を受けることも可能です。

 

いずれも東京の一等地らしい洗練されたデザインながら、まったく異なる雰囲気を楽しむことができます。

さて、ここまで新発売のZACCボタニカルスカルプシャンプーについて詳しくご紹介してきましたが、ここからはZACC代表の高橋和義さんのインタビューをお届けします。

 

【独占インタビュー】ZACCボタニカルスカルプ&パールリッチの誕生秘話をZACC代表高橋さんに聞く

ZACCシャンプー開発者ご本人である高橋和義さんに「ZACCボタニカルスカルプケアシャンプー」の魅力について余すことなくお話をうかがいました!

25年以上もに渡りZACCオリジナルシャンプーの開発に携わってきた代表高橋さんにしか絶対に聞けない興味深い内容になっています。それではどうぞ↓

 

オープンから30年近くになる人気美容室ZACC(ザック)と代表高橋さんの今まで

ZACCスカルプのシャンプーとコンディショナーを持つ代表の高橋和義さんの画像

ーodecoブログ編集部:早速ですがZACCシャンプーの話の前に、青山・表参道エリアで30年近く続き有名芸能人の方も通う美容室ZACC(ザック)と代表の高橋さんの今までについておうかがいできますか?

ZACC代表 高橋さん:「実は最初の店舗から青山・表参道エリアではなかったんです。その辺りは事務所が多い関係もあって探してはいましたが、物件が高くて当時はどうにもなりませんでした。そんな時に帰りの電車のホームから“テナント募集”の看板が目に入り、その場所が荻窪でした。荻窪駅前だからいいなと思っていたんですけれど、やっぱり電車でくだってまでお客様は来てもらえないんですよね。荻窪よりも下り方面の方が来てくれることはあったとしてもやっぱり難しいなと。やっぱり美容の一番の中心地は表参道・青山。そんな折、パーマのセミナーを表参道エリアでやらせてもらいました。この地域のレベルってどうなんだろう?と思ってそこに出てきまして、当時はパーマに自信があったんです。もちろんカットに対して自信を持って独立していましたが、荻窪に出して一年間はお客さんになかなかついてもらえなかった。その前までお客様がついてくれていても新しい地域ではゼロからスタート。

そんな時ある人から『自信がなくてお店をオープンする人はいないんだよ』と言われたんです。当たり前のようですが当時の私には響きました。どの美容室オーナーも自信を持っているわけで、何かお店の特徴をつけないとダメだなと。そう思ってパーマのさらなる勉強を始めたんです。当時はパーマかヘアカラーのどちらかで、今よりもパーマの方が比重が大きい時代でした。」

ーパーマの方が需要が高かったんですね。

「そうです。ヘアカラーの需要が高まるのはもう少しあとです。それでパーマの勉強を一生懸命していく中で、パーマの薬剤というものが無限にあることに気づいたんです。評判の良い薬剤から試していくのですが、次から次へと新商品が発売されて追いつかない状況でした。」

ーそんなに多くのパーマ剤が世の中に出てきていたんですね。

「そこで何をしたらいいかと考えた時に思いついたのが薬剤のボトル裏に書かれた成分で判断していくやり方でした。」

ー成分を見ることでどういった特徴のパーマ剤かを判断していたと?

「はい。このやり方を続けるうちにコラーゲンやケラチンと出会って興味を惹かれました。当時のケラチンの多くは決して質の良いものではなく、ベタベタした今では考えられないものでした。質が悪いとまで言いませんが今のケラチンは質が良すぎるんですね。ベタつきもなければニオイも感じないほど進化しています。原点になっているのはこうしたタンパク質成分。“髪にプラスすることでこんなに変わる!”ということがだんだんわかってきました。髪の毛や爪はケラチンというタンパク質でできていて、肌はコラーゲンというタンパク質。ハリを出す成分が多いアミノ酸がケラチン。保湿、水分を保つ力が強いのはコラーゲンというのが両者の違い。傷んでる髪の人は水分不足。水分を足したり、ハリコシのない髪にはこれを使ってみよう、など試行錯誤を重ねました。」

 

ZACCシャンプーの誕生背景と成分への想い

ZACCスカルプシャンプーとコンディショナーをセットで並べた画像1

「パーマの試行錯誤をはじめて1年半から2年位でなんとなく見えてきて、そこをベースにこのパーマにはこれという組み合わせが浮かぶようになる頃には、“シャンプーも成分によって大きく変わるな”と感じるようになりました。その内に“ベストな成分でシャンプーを作りたい”と思うようになりました。コラーゲンを含んだシャンプーがオリジナル第一号で25年ほど前です。そこから重たくなりすぎないように、ベタつきを感じにくいようにと考えながら作ってきました。ちなみに今回のシャンプーは10代目くらいになりますね。」

ーZACC(ザック)のシャンプーはかなりの回数リニューアルされていますよね。今お話にパーマの薬剤は商品数がありすぎて追いつくだけで精一杯とうかがいましたが、シャンプーも同じようにたくさん販売されていたと思います。昔も今も美容室には多くのサロンシャンプーが発売されている中で“美容室オリジナルシャンプーを作ろう!”という段階までいかないサロンの方が多いように感じます。ZACCのように初期段階からオリジナルシャンプーを作ろうという想いはどんなところにあったのでしょうか?

「当時もアミノ酸のシャンプーまではあったんです。ただ、洗いながら髪の状態を直せるというところまで踏み込んだものではありませんでした。」

ー成分として配合されていても、使用感という意味での機能性にまでは達していなかったと?

「はい。売っているものに結果の出るものが少なかったので。結果の出るシャンプーが作りたい、という想いでした。」

ーなるほど。サロンシャンプーの中には誰しもが知る一本¥4,000~¥5,000するものも昔から人気です。私も使ったことはあるのですが、髪質が劇的に改善されたという感覚にまでいたったことはありませんでした。オデコマートブログの女性読者も髪に悩みを抱えている人は多いのですが、それだけに“結果の出るシャンプー”という言葉には強い興味を惹かれると思います。ZACCシャンプーの開発へいたった気持ちからも違いを感じます。

 

大人気のZACCパールリッチシリーズから最新ボタニカルスカルプシャンプー発売までの開発秘話

ZACCシャンプーについて語る開発者高橋和義さんの画像1

ー人気のZACCパールリッチシリーズはロングセラーですが、今回新しく発売されるボタニカルスカルプタイプはどういったコンセプトで作られたのでしょうか?

「結果の出るシャンプーを作っていこうと試行錯誤している6代目くらいのシャンプーで、タンパク質の配合量が多くなるとかゆくなる人もいたんです。」

ーベタつきというか脂分の多い人ですよね。

「狂牛病問題の流れからコラーゲン使用をやめた時期もあります。」

ーBSEは社会現象にもなりました。

「はい。当時、狂牛病が大問題となり牛からとってるコラーゲンなのでということで使用をやめ、由来の異なるマリンコラーゲンなど代替手段の動きがありましたが、臭みがあるといった理由で困難でした。その時に一度アミノ酸配合に戻しているんです。」

ー6代目のシャンプーではそんな変化があったんですね。

「肌にはやさしくても爽快感がなかったり難しい部分でした。シャンプーって、一般の方々の感覚だときしまなかったりいい匂いがするものが良いとされていますよね。でも、逆に言うと髪や頭皮に残るものがあるんです。薬局やドラッグストアで見かける市販のシャンプーには“高級アルコール系”と書かれています。」

ーラウレス硫酸やラウレル硫酸などのいわゆる“硫酸系”ですね?

「そうです。高級アルコール系は揮発率が高ければ高いほどベンジンや除光液などになっていくものです。つまり揮発率の高い成分がシャンプー剤に使われているわけです。そうした成分とお塩がくっついたくらいの活性剤と組み合わせて洗ってもやっぱり髪はパサついてしまいます。そこでパサつかせないために水につけるとぬるつきの出るセルロースを入れますが、洗い上がりまではいいものの、髪を乾かすとやっぱりパサついてしまう。これを防ごうとシリコンを入れる流れが生まれているわけです。これによってツルツルした手触りが確保できますが、セルロースやシリコンは洗い流しても髪や頭皮に残りやすい物質。本来シャンプーは洗うもの、コンディショナーが残るもの。洗う役割のシャンプーの中にも残る成分を入れて滑りを良くする。残るものが多い状況と戦うためにはシリコンを入れないで同じようなすべりを出す、そのためにたくさん試行錯誤しました。シリコンが世の中に受けている時代に“ノンシリコン”を謳っているのは正直ツラいものがありました。20年位前までZACCは業界紙の中でコラムを担当するなどを3~4年行っていて、シャンプーや美容薬剤についての理解は持っていました。髪にはよくてもシリコンは地肌に残ってしまう。顔が肌荒れを起こしていてもサランラップでおおえば、ツルッとしたサランラップの感触になります。」

ー皮膚に皮膜を作るイメージ?

「そうです。一日終わってラップをはがしたら皮膚呼吸できていないぶんさらなるトラブルの原因になる場合があります。そうしたシリコンによる肌トラブルをなくすためにZACCではノンシリコンにこだわってやってきました。」

ーそうした明確な意図があったんですね。

「はい。ところがそこからリンスインシャンプーの時代がやってきます。」

 

大流行したリンスインシャンプーに対する戸惑い

ZACCシャンプーについて語る開発者高橋和義さんの画像2

ーオールインワンでまるっと洗っても汚れは落ちきらない?

「そうなんです。そうなると残るものがシリコンであるとかセルロースであるとか。大切なことですがシャンプーは洗うもの、リンスは残るもの。リンスを混ぜていくと6割落ちても4割は汚れが落ちきっていないんですね。それでも毎日洗っているんだから大丈夫、そういう感覚が広がっていることに違和感がありました。実際はそれだけの汚れが地肌に残っているんです。」

ー汚れは落ちている、と思う人も多かったのでは?

「オールインワン全盛の時代、お客様に質問をしたことがあります。“頭と顔の境目はどこまでシャンプー剤で洗えますか?”すると、ほとんどの方が“生え際までは洗えるけど、おでこは洗いたくない”と答えました。」

ーみな直感的にわかっていたんですね。

「やっぱり残ってしまうものは気持ちが悪いという感覚は理解できていたんです。シャンプーした後に体を洗わないとヌルヌルして気持ちが悪い、という意見もありました。体に残る感じがある、それなのに売れているのはオールインワンシャンプーという状況でとてもつらい気持ちでした。」

 

“顔も洗える”石鹸シャンプーをZACCからリリース

ー髪に携わる美容師さんとしては苦い気持ちですよね。

「そこで一回思考を変えて、6~7代目で石鹸をベースにしたシャンプーを作りました。コンセプトは“顔も洗えるシャンプー”。」

ーそれは当時まったくなかったタイプでは?

「あまりない発想でした。短い髪の人にとっては地肌も洗い上がりもさっぱりして確かに良いものでしたが、問題は長い髪の毛の女性。今までの流れと違うシャンプーということで一定の評価を得られましたが、長い髪用のケアとしてはあと一歩足りませんでした。もともとZACCが提案していることのひとつに“扱いやすい髪をつくる”という発想、つまり再現性のある髪にしたいというコンセプトです。石鹸をベースにするとアルカリに寄ることでパサつきが出ることはどうしても避けられません。」

ー石鹸のデメリットですね。

 

あらためてアミノ酸シャンプー“パールリッチ”の開発を決断

ZACCスカルプシャンプーとパールリッチシャンプーをセットで並べた画像

「石鹸シャンプーを開発したことで、石鹸のメリット・デメリット、同時にアミノ酸やタンパク質のメリット・デメリットも見えてきました。そこからあらためてアミノ酸シャンプーの開発に着手することになります。」

ーどんなところを意識されたんでしょうか?

「アミノ酸シャンプーを作るにあたって頭皮のニオイが気にならないことは重視しました。パールリッチには成分に消臭効果のある“炭”を配合しています。年齢を重ねた方や運動をされる方の頭皮のニオイは地肌に残るシャンプー剤でとることはできません。」

ー加齢臭はふだんあまり汗をかかない方でも気になりますよね。

「そうしたニオイに対する悩みに対して男女兼用で使えるシャンプーを目指しました。具体的にいうとパールリッチのコンディショナーには非常に多くのアミノ酸を含ませ、そのぶん油分をマイナスしています。冒険といえば冒険の判断ですが、髪に傷みのある人には向いています。傷んでいる髪というのは中身がスカスカになった軽い状態。スカスカの髪にアミノ酸が吸着して内部を補修する、こういう働きを意識して作っています。それでも髪が傷んでいるという人にはヘアマスクがおすすめです。油分を一緒に混ぜてしまうとアミノ酸が残りにくいので、パールリッチはギリギリのラインまで油分を減らした配合です。足りない髪用に油分が補填できるようにヘアマスクも作りました。シャンプー・コンディショナー・へマスクの3点セットでラインナップさせることで一般的な髪の人に加えて傷みの激しい人にも対応できるようにしました。」

 

お客様の頭皮トラブルを解決するべく誕生した「ZACCボタニカルスカルプシャンプー」

ZACCスカルプシャンプーとコンディショナーをセットで並べた画像2

ーより幅広い髪質に対応できるようになったと。

「はい。洗ったあとの髪に使うもの(パールリッチのヘアマスク)までリリースできたことで、今度はもう一度洗い上がりの良さを追求してみましょうということで石鹸ベースのシャンプーを作ったわけです。以前はシャンプーで顔を洗える成分であることが人からの驚きでした。いまはどんな悩みをみなさんお持ちなんだろう?ということを考えるようになりました。すると“抜け毛が増えた”、“地肌がかゆくなる”、“フケが出やすい”、“白髪の出始めが気になる”といった悩みが見えてきました。これらは血行不良も原因のひとつです。」

ーいわゆる頭皮トラブルの一貫?

「そうです。頭皮トラブルを解消する目的が見えてきたときから、沖縄や九州にある月桃(げっとう)という原料に注目しました。月桃は古くから消毒や防腐剤として使われてきた素材で、シャンプー剤に応用しても防腐剤なしの配合を可能にしてくれます。育毛剤に採用されるほど頭皮への効果は高く評価されています。市販シャンプーなら水を入れるところで月桃を入れたり、消炎効果がある漢方を足すなど、とにかく肌重視・頭皮重視で原料成分を考えました。」

ー配合する成分に対して並々ならぬこだわりが感じられます。

「加えてただ肌に残らなくて洗い上がりがいいだけでなく、“シャンプーする時にマッサージしたくなる”そんな風に頭皮ケアしてもらいたい、という想いでスカルプシャンプーを発売しました。市販の洗顔料は洗いあがりで保湿を感じさせてくれますが、実際には皮膚に一枚被膜を張っているような状態なんです。続ければ毛穴の汚れが蓄積していきます。あくまで石鹸の刺激が少ない成分を使っているので今回のZACCスカルプシャンプーで顔を洗うとその被膜は取れて毛穴がスッキリします。スカルプは頭皮に対してのコンディション作りができるシャンプーになっています。」

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「ZACCスカルプ×パールリッチ」の組み合わせで広範囲の髪質をカバーできる

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ーボタニカルスカルプは多くの人におすすめでしょうか?

「幅広い人におすすめですが向かないタイプの人もいます。ハイダメージ・ハイトーン・細毛・絡みやすいといった髪質の人には向きませんが、それでも地肌は間違いなく良くなります。そうした方はスカルプシャンプーの後にパールリッチのコンディショナーを使ってもらうという使い方をおすすめしています。」

ーということはスカルプとパールリッチ、違うシリーズの組み合わせも有効であると?

「そうです。スカルプのコンディショナーは軽くてツヤを出したい人向け、パールリッチのコンディショナーはツヤはまずまずで髪のダメージを内側から直したいという人向け。年齢を重ねた方で地肌はスッキリ洗いたいけど髪にコシがない、という方はパールリッチのコンディショナーがおすすめです。そこでさらにツヤがなくてパサつく、髪の毛の長さもあるという場合にはプラスでヘアマスクをつけてもらうといったイメージで、シリーズ別の組み合わせは有効です。」

ーボタニカルスカルプの発売によって髪質や悩みごとの選択肢に広く対応できるようになった印象です。

「そうすることで以前のように“石鹸シャンプーだからだめなんだ”と思われることがないようにしたいなとも考えています。」

ーたくさんのシャンプーが毎月のように発売されますが基本的には“こういう髪質の人はこのシャンプーとコンディショナーをセットで使ってください”という考え方が一般的です。いわば消費者側がシャンプーの特性に合わせていく印象です。ZACCシリーズでは髪の状態をベースに組み合わせを変えることでひとりひとりに最適化できる、この点は革新的と感じました。こうした考えでシャンプーを作っているブランドさんは少ないと思います。

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ハイクオリティな「ZACCトリートメントミスト&ヘアマスク」の実力

「配合された成分それぞれに特徴を持ったものが多いということも手伝って他のシャンプーやコンディショナーに比べて結果を出しやすいということもメリットのひとつです。ヘマスクに関しても、髪が本来持っている油に近い構造のメドウフォームを配合しています。カリフォルニアにある植物のタネから取れる成分なんですが、酸化しにくい加工をほどこしているので酸素に触れても変化しにくいようになっています。成分自体が安定した状態でベトつきにくいんです。ヘアマスクは単体での使用でも評価が高いです。せっかくなので少し試してみましょうか。」

※ZACCスタッフさんの毛先を例にトリートメントミストの実力を見せていただきました。

ZACCトリートメントミストをスタッフの髪で試す開発者の高橋和義さんの画像1

ZACCトリートメントミストをつけたスタッフの髪を確認する開発者の高橋和義さんの画像

「彼女はいま髪に何もつけていませんが、触ってみると傷みで毛先が硬くなっているんですね。ちょっと触ってみてください。こういうところに油分を入れてあげると、付けた部分の髪が変わります。まだ濡れているのでさらにドライヤーの熱で乾かすともっと髪の感触自体が変化します。」

ー(触ってみて)すごい、髪の質感がまったく違いますね!

「これがアウトバスで、インバス(コンディショナー)ではシリコンと同じ摩擦係数になっています。シリコンのいいところは“滑りのよさ”とお伝えしましたが、同じだけの滑りを天然成分で出せているのがスゴいところです。この“メドウフォーム-δ-ラクトン”をどのメーカーさんよりも一番入れているのがZACCのへマスクだと思います。」

ーキモになる成分配合量もシリーズで自信がある?

「配合量が他メーカーさんより多いことで結果につながるシャンプー・トリートメントになっています。」

 

ZACCボタニカルスカルプ&パールリッチシャンプーの香り・匂いについて

ーZACCはもっとも大事な使用感における実力はかなり高品質ですが、同時に毎日使うものとして“香り”に対してのこだわりはいかがでしょうか?

「極力甘すぎる香りは避けるようにしています。シャンプーやコンディショナーに使用する成分には原料臭というものが必ずあります。ZACCで配合している成分も原料自体はやや甘めの匂いをもつものが多いので、もう少しクールな香りに仕上がるように意識しています。実はシャンプーの香りを100%天然で作る、というのは不安定。パールリッチの前はブルガリアンローズをベースにしていました。ただ、まだ若い状態で摘んだブルガリアンローズは目も青くクールな香りがするのですが、時期が経ったものは香りが安定しない印象でした。本当に100%天然にこだわるあまり香りが一定ではない、というのもまた良い香りとは考えていません。天然ベースに少しだけ人工の原料を入れて安定させる。もちろん安心して洗えるレベルの成分構成です。“完全無農薬”もやってきた上で“減農薬”が今の理想形です。」

ー香水のような甘さが強い市販シャンプーよりもZACCシャンプーは大人でさっぱりした香りがします。

「逆なんですよね。市販のシャンプーは頭皮の脂をとる力は強い代わりに香りを甘くしているようなところがあるんです。」

ー香りによるギミックがあるわけですね。

「甘い匂いをかげばやさしく洗っているような感覚になるのは仕方のないことです。ZACCの場合は洗うベース成分がやさしいため、逆に爽快感を香りで感じてもらいたいと思っています。」

ーユーザーが香りから持つ印象まで計算されているとは思いませんでした。

「今回のZACCスカルプは石鹸ベースなのにきしまないやさしい洗い上がり。そこで匂いが甘すぎると香りから違ったイメージがついてしまう、ということを避けたかったんです。」

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ZACCシャンプーのテクスチャーへのこだわり

ZACCスカルプシャンプーのボトルを持ちながらテクスチャーについて説明する開発者の高橋和義さんの画像

ーシャンプーのテクスチャーや泡立ちについてはどのようなこだわりをお持ちでしょうか?

「シャンプー剤ってお風呂場で手のひらにとる時、ある程度ドロっとしていないと洗いづらいですよね。水っぽすぎるテクスチャーではポンプから出す時に飛んでしまったり指の間から垂れてしまう。かといって粘度が強すぎると今度はポンプが押したあと戻ってこないんです。」

ー反動がつかなくなることもあると?

「ポンプに入れて使いやすい粘度と、手のひらに伸ばした時に泡立てやすい粘度を両立できるバランスを見極めてテクスチャーを決定しています。」

ー現実的な使いやすさも決定要因なんですね。

「一般的なポンプでは1プッシュ3ccのシャンプーが出るようになっています。男性なら1プッシュでお釣りがくるくらいの量ですが、女性では1.5プッシュ=4.5ccで使ったり髪の長さがある女性は2プッシュで6cc使うなどを自分の髪に合わせて量を調整するといいですね。ちなみに3ccは500円玉より少し小さいくらいの量になります。」

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ZACCボタニカルスカルプシャンプーを使ったサロンスタッフさんの口コミ評価

スタッフと一緒にZACCスカルプシャンプーとコンディショナーを持つ高橋和義さんの画像

ー実際にZACCボタニカルスカルプシャンプーを使った方の感想はいかがでしょうか?

高橋さん:「もともと私もアトピー性皮膚炎で、肌にやさしいシャンプーを作りたいという想いがありました。手荒れがひどくて首にアトピーがあるスタッフも同席しているんですが、この子は真っ先にスカルプを使っていましたよ。」

ZACCスタッフ:「今まではシャンプーを使ってしっかり流しても首周りや背中にかゆみが出ていました。ZACCのスカルプシャンプーは洗えた感があるのに残った感じはしません。もちろんかゆみもなくて、スゴいのは強い洗浄力で頭皮が乾燥しすぎて逆にかゆい、というかゆみも起きなかったことです。敏感肌の人にはすごく向いていると思います。私はZACCのスカルプシャンプーとパールリッチのコンディショナー、最後にヘアマスクを組み合わせて使ってます。毛先ブリーチを何度もしたりで毛先中心に髪はかなり傷んでいますが、パールリッチのコンディショナーでしっかり内側から補修できている感覚があります。プラスで週3回程度ヘアマスクトリートメントでケアするという感じですね。」

ー傷みの激しい髪に対しても高い効果が期待できそうです。そしてまさに先ほど話題に出てきたシリーズの組み合わせで使われているんですね。“スカルプシャンプー×パールリッチコンディショナー×ヘアマスクトリートメント”という組み合わせはブリーチレベルの傷みにも対応できると?

ZACCスタッフ:「私の髪質でも大丈夫でした。」

ー近年トレンドの“スカルプシャンプー”といえば頭皮ケアといいつつも強い洗浄力でサッパリした気分にさせるものが売れている現実があり、一般の方でもスカルプに対してそうしたイメージを持つ人が少なくありません。ZACCのスカルプシャンプーは本当に敏感肌・乾燥肌・ダメージケアに使えるということにあらためて驚きました。

(以下、高橋さん)「そうですね。結局のところ洗浄力の強いスカルプシャンプーで洗った場合は彼女(上記のZACCスタッフ)のような敏感肌の人が使うとかゆみが止まらなくなると思います。」

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髪質・頭皮状態を見た上でZACCシャンプーの最適な組み合わせを提案できるのが美容室来店の強み

美容室ZACCの店内風景

ーZACC美容室に来店された顧客様にもボタニカルスカルプはおすすめされてますか?

「おすすめしていますね。“スカルプで洗ってパールリッチで仕上げてください”といった細かいところまでお客様の髪質を見ながら提案しています。決してスカルプばかりをプッシュするわけではなく、“この長さでこの髪質ならシャンプーもコンディショナーもパールリッチを使ってみてください”ということもあります。ひとりひとりに合った提案をすることが増えてきました。」

ー美容師さんに直接見てもらって髪に必要なアドバイスがもらえることは美容室に行く大きなメリットですよね?

「実はZACCではお客様の髪質をしっかり見る、ということを重視しています。有名・無名問わず他の美容室では入社してからお客様の髪質を見るということをあまり熱心に教育しません。“髪質がこうだからこうしていきましょう”や“こういう髪質の方はこういうタイプのトリートメントを使うとおさまりが良くなりますよ”といった提案につながらないんです。ともすれば髪の太い細いなんかも美容師の主観になりがちですが、ZACCのスタッフ達は教育によって“髪質を見る”ということに対して客観的な基準に照らし合わせた判断ができます。美容師として適切なアドバイスができれば、お客様の毎日のセルフケアの手間を楽にしてあげることが本当はできるんです。」

ー“客観的な基準を持って”という言葉が印象的です。美容室に行った日は美容師さんのテクニックによって帰り道まで満足できる仕上がりですが、次の日になるとなんだかいつもと同じような髪になってしまう、という問題は多くの女性が悩んでいることではないでしょうか。

「最初に仰っていただいた、この青山・表参道エリアという激戦区で30年近く続けてこれた理由は“個別対応と再現性”だと思っています。とても地味なことですが、その地味な大切さを重ねてきたことが結果につながっていると感じます。」

 

今回発売のZACCボタニカルスカルプシャンプーとパールリッチの違いとおすすめの髪質タイプについて

ZACCスカルプシャンプーとコンディショナーをセットで並べた画像1

ー遠方の方やまずは自宅で試してみたいという人へ向けて、ボタニカルスカルプとパールリッチそれぞれ“こんな髪質の人はこのタイプ”という組み合わせがあれば教えてください。

「髪や地肌が健康でなにひとつ悩みがない人はどんなシャンプーでも問題ないと思っています。でも実際は多くの人が悩みを持っていますよね。髪の傷みやコンディションが気になるという人はパールリッチを使ってください。逆にかゆみがあったり血行が悪い、など頭皮トラブルを感じている人はスカルプタイプがおすすめです。敏感肌に悩む人の中には病院で処方されたシャンプーでないと洗えないという人もいますが、そういったシャンプーは使い続ける内に髪の毛がハリガネのようにバサバサになってしまうことがあります。そういった難しい頭皮の悩みをかかえている方にもZACCスカルプを試してほしいんです。試してもしお肌に問題がなければ、今までには感じられなかった髪質の変化が感じられるはずです。まず最初に“自分が髪で悩んでいるのか頭皮で悩んでいるのか”を明確にしてもらってそこからの切り分けになっていきます。」

ーおすすめの髪質タイプがよくわかりました。先ほどお話に出た“ボタニカルスカルプシャンプー×パールリッチコンディショナー”の組み合わせは、頭皮状態が気になるけど髪のパサつき・ダメージも予防したいという人向けでしょうか?

「そうですね。それから髪のハリコシがない人ときしみが気になる人にもおすすめです。特にきしみが気になる場合にはヘアマスクまでお使いいただくのがベストです。」

ーヘアマスクの油分(メドウフォーム-δ-ラクトン)できしみを改善すると。

「はい。先ほど試したように、傷んでいる毛先につけることでダメージ系のきしみはかなり改善できます。その前段階で髪の内側が乾燥している場合にはコンディショナーが有効です。ここで大切になってくるのがヘアマスクやコンディショナーの“つけ方”。女性でも正しくつけられている人は非常に少ないんです。頭を洗うとき毛先までシャンプー剤はつけないですよね。コンディショナーも髪の根元につけないようにという知識はみなさんお持ちでも、手にとってなんとなく付けていることがほとんどです。これがトリートメント効果にムラできる原因。そこでおすすめなのが本来洗う用で作られている剣山型のブラシ。」

ーいわゆるシャンプーブラシですね。

「シャンプーをして最後にブラシ(くし)でとかすと毛先まで髪全体がマイナスの電気を帯びた状態になります。そこでプラスの電気で中和するコンディショナーの出番なのですが、塗布してからこちらもシャンプーブラシを使って上から下に髪をとかしてあげるとアミノ酸なので短時間でギュッと髪内部に入り込みます。」

ー一瞬で入り込むのですか?

「一瞬で入ります。なのでコンディショナーやトリートメントをつけてとかしたらすぐに洗い流してしまって問題ありません。とにかくポイントはブラシで行き渡らせることなんです。シャンプー剤をとかして電気をマイナスにしてコンディショナーで一瞬でプラスにして均等に成分浸透させるためにブラシでとかすと考えてください。この方法だと髪のハリ・コシも戻ってきますよ。さらに市販の髪に合わないシャンプーを使っていた時とZACCシャンプーを使った違いもよりハッキリわかるようになると思います。」

ー私も含め多くの方が取り入れていない方法だと感じました。シャンプーブラシを使うことに対して悪いイメージを持つ人も少ないので驚きました。

「ひとつ注意点としては、シャンプーブラシで頭皮を洗うことをおすすめしているわけではありません。洗う時はふだんどうり指で大丈夫です。シャンプーもコンディショナーも洗い流す前に“ブラシでとかす”ことが一番のポイントです。傷みがひどい人に関しては、ダメージが気になる部分にだけヘアマスクをして同じようにブラシでとかしてあげる、という流れで髪はグッと美しくなります。ヘアマスクは中間から毛先のみの使用でじゅうぶんです。」

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シャンプーだけで解決しづらい「くせ毛」のメカニズムとは?

ー日本人の多くが悩むくせ毛。そのメカニズムを正しく理解している人は少ないと思います。一般の方にもわかりやすい形でくせ毛のメカニズムを教えてください。

「髪の毛も人間の体と一緒で“骨と肉と皮”でできているんですね。髪の毛の場合はキューティクルと呼ばれる部分が皮にあたります。外側は爪を薄くしたような硬いケラチン質、髪の内部は繊維質です。その繊維質は“綿とナイロン”という2種類の別物質でできています。」

ー髪の中身は違う材質を組み合わせて作られているんですね。

「はい。綿とナイロンが交互に編まれているイメージです。ナイロンだと水をはじきますが、綿だと水分を吸いますよね。そしてキューティクルと繊維質の間を埋めるようにアミノ酸(グルタミン酸)が存在します。このアミノ酸にも水分を好むタイプと嫌いなタイプがあります。その2つが均等に入っていることで正しく水分を吸って潤ったり、逆に乾燥したりという反応が起きるんです。ここで、くせ毛の人はナイロンと綿を生成する機能が均等に働いていない状態です。すると髪の内部で綿が多くなる部分とナイロンばかり多くなる部分でばらつきが出ます。当然綿ばかりの部分は水が好きなアミノ酸が集まるようになりますし、ナイロンの多い部分は水分を嫌うアミノ酸が集まるようになって偏りが生じます。結果、湿気がある日には綿が多い方にポーンと膨らんでナイロンの方は膨らみが少なくなります。」

ー1本の髪の毛の中で偏りが生じると。

「そうです。筒状の中で膨れ上がる部分とそうでない部分ができる、それが縮毛です。膨れる→膨れないのスパンが短いとチリチリの縮毛になって、スパンが長い場合はうねるようなくせ毛になります。」

ー髪内部の変則的膨張によってくせ毛が生まれる。論理的で大変わかりやすい説明ありがとうございます。

「保湿をすればくせ毛の収まり方はだいぶ変わってくるので、美容室ZACCでは10年以上コラーゲンでトリートメントを行っています。その原理をコンディショナーにも入れてあげたいし、シャンプーもくせ毛をおさえるエッセンスを入れたいという想いで作っているのでZACCのパールリッチは市販品よりもくせ毛がおさまりやすいという効果が期待できるわけです。」

ー“パールリッチがくせ毛に対して効果的”という口コミを見かけるのにも理由があったわけですね。ZACC美容室内でおすすめしている本格トリートメントに近い体験を自宅でも気軽にしてほしい、という想いもあるのでしょうか?

「毎週のように美容室でトリートメントをしていただくわけにもいきませんからそういった想いはありますね。」

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ZACC高橋さんがおすすめするとっておきの自宅ケア

ZACCトリートメントミストをスタッフの髪につけてなじませる開発者の高橋和義さんの画像

ー髪の悩みを持つ女性に対してプロの美容師さんがおすすめする自宅でできるケア方法があれば教えてください。

「一番やってもらいたいのはさっきお伝えしたシャンプーブラシを使う方法です。」

ーシャンプーとトリートメントを洗い流す前にブラシでとかす方法ですね。

「それからおさまりが悪いと悩む女性の場合ですが、毛先が開いて毛先のおさまりに悩まされていることがほとんどです。根本に対して毛先が開いている状態。たとえば毛先に水分を加えればおさまりますよね。」

ー毛先だけ濡らすことでおさまると。

「そうです。毛先が濡れた状態をキープさせたい。その原理でいくとおさまりの悪い部分に油分を加えてあげればいいわけです。」

ー均等に浸透しなかった部分、つまり足らない毛先にのみプラス油分を加える。

「それにぴったりなのがアウトバストリートメントです。インバストリートメントとアウトバストリートメントが別れているのは本来そういった意味合いなんです。」

ーアウトバストリートメントの付け方にポイントはありますか?

「傷みの気になる毛先をくるっと上に向けて付けていくのがおすすめです。ただ付けるだけだと実は手触りしかよくなっていません。」

 

ZACCシャンプーの価格に対する考え方

ー高橋さんの考えるZACCシャンプー価格についてのお考えをお聞かせください。

「実は今回発売されたスカルプタイプの価格はパールリッチよりも¥800ほど高い設定になっています。本来であれば石鹸シャンプーの方が値段は安いという感覚がありますが、今回のスカルプは中に上質な成分を入れていることが関係しています。月桃や柿の葉エキス、漢方類など原価の高い成分をたくさん配合しました。“原価を上代(販売)価格の三分の一以上にすることはできない”という基準のようなものがありますが、ZACCのシャンプーは良い原料をたくさん使いたいので“この成分も入れてくださいあの成分も入れてください”と注文すると、シャンプーを作っているメーカーさんに“その価格ではできません!”と言われてしまいます。」

ー利益的に難しいと。

「よくそう言われます。ただそれだけ原料に対するこだわりは強く持っていて、価格帯に恥じるような成分は入っていません。今回のZACCスカルプも原価の高い成分をたくさん配合したことが価格に反映されています。また別の視点では、大手シャンプーメーカーさんのように薄利多売できるようなものでないという側面もあります。もともと作る数の少ないもので原価の高い成分をふんだんに使うと、市販のシャンプーよりどうしても値段設定は高くならざるを得ません。」

ー最近は市販シャンプーでもノンシリコン・アミノ酸系で¥1,500前後、ワンランクアップしてサロンシャンプーだと最低¥4,000~¥5,000は当たり前です。私は成分構成から効果まで見ると、他のサロンシャンプーに比べて高いとは感じませんでした。

「流通も関係していると思います。製造工程のあとにディーラーさんが入っていないので不必要に価格が高くなっていないという部分はあります。」

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ZACCシャンプーの今後の展開について

ーZACCシャンプーの今後について教えてください。

「今は大まかなタイプ別になっていますが、“もう少し仕上がりを軽くしたい・重くしたい”といった細やかな悩みにまで対応できるシャンプー・コンディショナー商品を作ることです。」

ーよりパーソナルなラインナップにしていきたいと。

「そうです。美容室ZACCがこだわる大きな柱は“パーソナルケア”ですから、最終的にはシャンプーやコンディショナーによってもフォローができればベストだと思っています。」

ーZACCボタニカルスカルプシャンプーとパールリッチコンディショナーの組み合わせもパーソナルケアに近いと感じました。

「そうなんですが、お使いいただく皆様が必ずしもそういった使い方をしてくださるとは限りません。だからこそシャンプーを選ぶ方が、ボトルに書いてある内容を見て自分にあうかどうかを判断できるようなラインナップにできれば理想かなと考えています。」

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ー美容室ZACCとしてのこれからのヴィジョンを教えてください。

「すでに始まってはいますが、ZACCを卒業していくスタッフとは“グループ独立”という関係を築いていきたいですね。独立するから今後一切関係ない、という形ではなく独立する美容師たちを応援したいと思っています。時代的に“美容師さんになりたい!”と志す若い人がガクンと減ってくる見込みです。そうした状況で“この美容室で働きたい”と思ってもらえるサロンを作ることが大切なんです。」

ーひとつの美容室というよりも美容業界全体を見据えたヴィジョンですね。

「昔はこの青山・表参道エリアの美容室では7年たってもアシスタントがスタイリストデビューできない、ということはざらにありました。」

ーたしかにスタイリストデビューまではとても長い印象があります。

「そこで今はアシスタントのカリキュラムをしっかり作っていて、“3年デビュー”を掲げて会社説明を行って入社してもらっています。3年でデビューして、6~7年くらいがすごく良い状態になっているという流れで。産休を取って戻ってくるスタイリストも多いです。」

ーそれは素晴らしいですね。

「“結婚するまでの仕事場”という考えを変えてもらいたいんです。“出産しても戻れる美容室”というところは意識しました。それに加えて独立した美容師が“自分のお店では新人教育まで手が回らない”という問題もあります。なので“教育に関してはZACC本体に戻って行う”と。そうすることで違うお店の所属でもZACCグループとしての教育レベルを統一できるといったメリットがあります。」

ー美容室の取り組みとしてはかなり進んでいる印象です。

「新しい美容室では求人を出しても応募が来ない、といったこともグループ化することで解消しやすくなります。こうした“両方が協力できる新しいサロンづくり”を念頭に動いています。」

ー美容室グループとしてとても大きな母体を目指しているようですね。

「以前はフランチャイズで広げていくスタイルが多数派でしたが、今はフランチャイズにする意味があまりなくなってきています。本音でつながれる人同士がずっと良い関係でつながっていければいいなと思っています。」

ー本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

 

最後に

表参道ZACC代表・シャンプー開発者高橋和義さんがスカルプを持った画像

人も時代もヘアスタイルトレンドも変わり続けます。それでも変わらないのが“髪の悩み”。

30年に渡りヘアスタイルと髪の悩みに向き合い続けるZACC代表高橋さん。

なにも変えないまま進み続けることも選択肢のひとつです。きっとずいぶん楽なはず。

でもそこには新しい発見も喜びもありません。

新しいシャンプーを作ってはリニューアル、また別の視点で作ってリニューアル。

いまの人々が求めるものは、次の悩みは一体なんだろうか?

そんなことを誰より真剣に考え続けるからこそ評価の高いZACCシャンプーを生み出し、そして青山・表参道エリアでいまなおトップを走り続けられるのでしょう。

 

心の内から出てくる想いを一言一言つむぐように語る高橋さん。

ZACCというシャンプーが目先の使用感だけでなく、その先の悩みまで考え抜いたシャンプーであることがじわじわ伝わってきました。

ボタニカルスカルプとパールリッチの組み合わせれば何パターンもの髪質にフィットさせることが可能です。

品質からすれば決して高すぎることはありません。相当良質なシャンプーです。

美容室ZACC、そして高橋さんの想いに惹かれた方はぜひ一度手にされてみてはいかがでしょうか?

「ZACCボタニカルスカルプシャンプー」の公式サイト

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