2017春夏ファッショニスタから絶大な信頼を得る「盛り袖ブラウス」をご存知でしょうか?
エレガントでボリュームたっぷりの“盛り袖”はコーデの主役級アクセントを簡単に演出してくれます。
GUやZARAをはじめとした人気ブランドで多数展開される「盛り袖ブラウス」の着こなし方と春夏おすすめコーディネートを詳しくご紹介します!
目次
「盛り袖」を今年らしく着こなすための最強コーデテクニック
なんとなくわかるけど、そもそも「盛り袖」って?
出典:instagram.com
まさにこんな見た目の“袖にたっぷりボリュームを持たせたブラウス(トップス)”が「盛り袖ブラウス」と呼ばれています。
ざっくりは、
- バルーンスリーブ
- パフスリーブ
- フレアスリーブ
- スリットスリーブ
- キャンディスリーブ
- ベルスリーブ
といった種類に分けられますが、一番良く見るトレンドは「バルーンスリーブ」です。
UNIQLOやGUのプチプラ系ブランドでも多数リリースされていますので、迷った人は「バルーンスリーブ」がおすすめです!
ブランドや商品によって袖の“盛り感”は異なりますし、色によっても見え方が変わるのでガンガン試着して好みを見つけましょう♪
「盛り袖ブラウス」が2017春夏圧倒的に人気の理由は?
当然ですが盛り袖ブラウスは“袖のボリューム感”が一番のファッションポイントです。
春から夏にかけてトップスはどうしても1枚に、そしてシンプルになりがち。色や柄で遊べてもシルエットで遊ぶことはなかなか難しいところです。
加えてここ数年「ノームコア」をベースとした“ハイエンドなシンプル”が浸透しきっていますから下手な冒険はできない…と守りに入る人が増えていました。
要は“コーデに華がない”わけです。
そこへきて「盛り袖ブラウス」なら一着でオシャレさんに見せてくれる強い存在感を持っています。1枚なのに今っぽいオシャレに見せてくれる、この使い勝手が支持されています。
もちろん流行のボトム・スカートと相性抜群なところも受け入れられる理由のひとつです。
春夏あわせるボトム・スカートのルールは?
基本的にトレンドのボトム・スカートとはハマるデザインになっています。
旬なワイドデニムやガウチョ系パンツはもちろん、盛り袖のブラウスがボリューミーなのでパンツをスキニーにして思い切り引き締めるのも正解です。
スカートなら
- フレアスカート
- タイトスカート
- プリーツスカート
- 花柄スカート
など、こちらも幅広くあわせられます。WEARなどではあわせやすさからか若干パンツ派のファッショニスタが多い印象。
盛り袖トップスにあわせるボトムルールは「トレンドの形」と覚えておけばまず失敗しません。
ただし、次にご説明する点には要注意です↓↓↓
野暮ったく見せないためのウェスト処理
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盛り袖トップスをオシャレに着こなすためにはたった1つコーデルールがあります。
それは、
「盛り袖ブラウスをパンツイン・スカートインすること」
盛り袖系アイテムはただでさえボリューミーな印象です。さらに合わせるボトムやスカートもワイドシルエットOKですから、少しでもバランスを間違うと“もっさり太めに”見えてしまいます。
これを解消してくれるのが「トップスのパンツイン・スカートインテクニック」。
袖のボリュームをウェスト周りでスッキリ回収しちゃうイメージです。
これをするかしないかで本当に全体のバランスが180°違って見えます。
プラスで上級者っぽい“こなれ感”も演出できちゃうので、「盛り袖トップス×パンツイン」は基本にしたい着こなしテクなんです。
コーデをワンランク上に見せるなら小物使いがポイント
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流行のボトムやスカートを合わせてウェストの処理もバッチリ…なのに何か物足りない。。
そんな時は「小物使い」を見直すことで解消できるかもしれません。
盛り袖トップスは形こそ遊んでいますが無地でベーシックな色が基本。
上下“無地×無地”だとちょっと物足りなくなってしまいます。
そこでおすすめなのが“春夏らしい小物でオシャレに見せる”方法↓
- サッシュベルト
- カゴバッグ
- ストローハット(麦わら帽子)
- サングラス
などなど、春夏らしさがありつつアクセントになる小物をセレクトしてあげるとコーデが簡単にワンランクアップ!
仕上がりにしっくりきていなかった人にはおすすめのブラッシュアップ法です。
“盛り袖ブラウス初心者”ならユニクロ・GU・ZARAがおすすめ
スマホでネットショップを見ているとたくさんありすぎてどんな盛り袖を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そんな“盛り袖1着目難民”の女性には大定番の
- UNIQLO
- GU
- ZARA
の3ブランドがおすすめ!
デザインのトレンドをおさえていながらまずまず低価格の商品が見つかるので安心です。
特に「モリ袖、ヌキ襟」で今季のトップストレンドを展開するGUなら¥1,000台から買えちゃうのでお試しでは一番の狙い目です。
カブらない盛り袖トップスの選び方
「人とカブりそうかも」というところが心配な方は“ディテールの凝ったものを選ぶ”のがおすすめ!
盛り袖ブラウスにもいくつか種類があり、シルエットが違いますのでまずは好みを選びます。
その次に差が出るポイントは細かいディテールの部分。
- 袖口を絞るところがリボンになっているタイプ(キャンディスリーブ)
- 「モリ袖×ヌキ襟」両方取り入れたタイプ(上の画像)
- レースなどの異素材切り替えが使われたタイプ
- 袖にトレンドの刺繍が入ったタイプ
など、よく見ると様々なディテールデザインが施されています。
このあたりをボトムやスカートの雰囲気と合うように選んであげると、コーデに自分らしさもプラスできちゃいます!
【スキニー編】「盛り袖ブラウス」をオシャレに着こなす春夏コーディネート集
ではではここからパンツやスカートなどボトムの種類別に参考になる“盛り袖コーデ”を見ていきましょう↓↓↓
「バルーンスリーブ×黒スキニー」の盛り袖コーデ
出典:wear.jp
スキニーパンツでスッキリ見せるなら基本にしたいスタイリング。モノトーンで統一してもシルエットにメリハリがついているのでとってもオシャレに見えます。
足元のライン白ソックスでスポーツテイストも入れつつ春夏らしく軽快に。
盛り袖ブラウスはもちろん“前だけイン”でこなれ感たっぷりに仕上げて。
「オフショル×盛り袖」がセクシーな大人コーデ
出典:wear.jp
ボリュームたっぷりのフレアスリーブとオフショルダーを落とし込んだ色気たっぷりの盛り袖がクール。
スキニーより大人っぽく見せたい時はセンタープレス入りタックパンツを選ぶと正解です。
ブルー系で爽やかに見せて小物はヌーディーで統一。トレンドのサッシュベルトを巻けばトップスパンツインなしでもOK!
「ギンガムチェック盛り袖×黒スキニー」のシンプルカジュアルスタイル
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ギンガムチェック柄の盛り袖ブラウスなら1枚でも差のつくカジュアルが演出できます。
シンプルにいくなら黒のカットオフスキニーパンツでトレンディかつラフな印象に。
足元のイエローパンプスやレザーのショルダーバッグが程よいアクセントです。
「フレア盛り袖×ピンクスラックス」の上級カラフルコーデ
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肩線の落ちたドロップショルダーとフレアの盛り袖は相性抜群のデザイン。半袖感覚で着られるのにしっかりオシャレに見えます。
春夏なのについつい地味になりがちな休日は思い切ってショッキングピンクのパンツをはくのもおすすめ!
スラックス調のディテールがつまったZARAのクロップドパンツなら脚をキレイに見せてくれます。もちろん盛り袖トップスはパンツインでスッキリと。
スタイリストさんやショップスタッフ顔負けの上級スタイリングです。
【ワイドパンツ編】「盛り袖ブラウス」をオシャレに着こなす春夏コーディネート集
「スクエアパフブラウス×ハイウェスト白ワイドパンツ」の盛り袖コーデ
出典:wear.jp
「盛り袖ブラウス」は一番に袖の形に目がいきますが、実は首まわりのカッティングによっても印象が大きく変わります。
こちらのようにスクエアあき(=四角)のタイプは上品にデコルテが出せるので大人っぽく見えます。
ハリのある生地を使ったハイウェストワイドパンツはパンツインすることで流行感たっぷりのナイスシルエットに。
バランスの良いシルエットを作ったら足元のサンダルでメタリックシルバーでモノトーンにアクセントをプラス。
「UNIQLO コットンリネンTブラウス×GU バギージーンズ」の休日系盛り袖コーデ
出典:wear.jp
盛り袖トップスをカジュアルに着こなすならワイドタイプのデニムパンツは絶対定番のひとつ。
白バルーン袖トップスはUNIQLO、ワイドバギーパンツはGUというセレクトですがまったくプチプラに見えません。
上下どちらも流行のシルエットを意識して「白×デニム」なら今っぽくオシャレさんなコーデが作れます。
ストローハットや赤のパンプスで季節感と色味をさらりと加えて。
「白盛り袖ブラウス×しまむらパンツ」で作るプチプラコーデ
出典:wear.jp
一着は持っておきたい白の盛り袖ブラウスはグレーのワイドパンツと合わせるとさわやかさアップ!
大流行のスポーツサンダルTeva(テバ)でアクティブな足元にしても、オフショルやヘアスタイルでセクシーさを出せば好バランス。
ストローハットのかぶり方やグラデーションの作り方が素敵な夏の盛り袖コーディネートです。
「バルーン盛り袖×ベルト付きハイウェストパンツ」が旬なワントーンコーデ
出典:wear.jp
春夏だからできる“上下ホワイトコーデ”は流行のシルエットを選ぶことが大切。
トップスもパンツもボリュームのあるアイテムなのでウェスト位置高めにベルトでしぼってメリハリをつけます。
イエローのポップなサンダルを差し色にバンダナ付きのカゴバッグで春夏らしいアクセントをプラスして。
「GU盛り袖トップス×サッシュベルト×ハイウェストデニム」の定番コーデ
出典:wear.jp
大定番の「盛り袖ブラウス×太めデニム」に変化をつけるならサッシュベルトがおすすめ。
“トップス前だけイン”をしなくてもウェスト周りがスッキリ見え、女性らしいシルエットが強調できます。
ブランドバッグやマリンキャップなど小物使いが大人っぽく見せるポイントです。
「バルーンVネック盛り袖×ワイドチノパンツ」のナチュラルカジュアル
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バルーンの盛り袖ブラウスとデニムに飽きた人には穴場アイテム「チノパンツ」がおすすめです。
ちょっとだけアメカジっぽいアイテムを取り入れる着こなしはセレクトショップのスタッフを中心にじわじわ人気。
生地感はボーイッシュなのに可愛くて女性らしいカジュアルが簡単に作れます。
腕時計や柄物バッグなどでオリジナリティを加えると好印象。
【スカート編】「盛り袖ブラウス」をオシャレに着こなす春夏コーディネート集
「盛り袖ブラウス×カラースカート」がキュートな春夏コーデ
出典:wear.jp
バルーン盛り袖ブラウス×グリーンカラースカートの組み合わせがとってもハイセンスなコーディネート。
長めのフレアスカートがトレンドですが、今季は思い切って原色系のカラーを選ぶのが正解。
“トップス前だけイン”してスタイルよく見せつつサンダルやカゴバッグでたっぷりの春夏感を演出して。
「バルーン盛り袖×GUプリーツスカート」のオシャレさんコーデ
出典:wear.jp
スカートトレンドの筆頭にあがる「プリーツロングスカート」と盛り袖も相性バツグン!
トップスはシルエット、スカートはプリーツ加工の生地感に主張があるのでお互い無地でもじゅうぶんオシャレなスタイリングに見えます。
“前だけイン”でウェスト周りをスマートにまとめて足元のサンダルには明るい色味のリボンサンダルで春夏感を加えるのがコーデポイント。
「フリルブラウス×フィッシュテールスカート」の春夏盛り袖コーデ
出典:wear.jp
フリルタイプの盛り袖ブラウスはガーリーで甘い雰囲気たっぷり。
前と後ろで長さの違う「フィッシュテールスカート」はリラックス系の着こなしにジャストフィット。
全体が甘くなりすぎないようトップスは前だけスカートイン、カゴバッグや麦わら帽子でリゾート感もプラスすれば完璧です。
「パフ盛り袖ブラウス×スリットタイトスカート」できちんと見えの大人コーデ
出典:wear.jp
秋冬から流行しているスエード調の素材も、パステルブルーカラーでスリット入りならとってもさわやか!
下半身は適度に身体のラインを出しつつ、盛り袖ブラウスでふんわりした女性らしさもMIXした黄金バランスです。
大人っぽくて男性ウケするコーディネートを探してい女性にはかなりおすすめ。デートや合コンにもぴったりのスタイリングです。
まとめ
さて、ここまで「盛り袖ブラウス」に関して基本の着方からおすすめの春夏コーディネートまでたくさんご紹介してきました。
2017年の春夏を代表する今っぽさMAXの主役トップスは1枚と言わず色違いで手に入れたい大本命アイテム。
普通のTシャツやレースブラウスじゃなんだか物足りない…着こなしに悩んでいたそんな女性には救世主になるかもしれません。
ぜひディテールや小物使いにもこだわりつつ、“パンツイン・スカートインテク”をベースにしてみましょう。
ファストファッション系のプチプラブランド商品でも安っぽさなしでオシャレに見せてくれます!
あなたもぜひ「盛り袖ブラウス」で最旬のモテカワスタイルを手に入れてみては?