乾燥前に再確認!「化粧水・乳液・美容液」基礎化粧品の正しい順番
女性美容の基本中の基本「化粧水・美容液・乳液(クリーム)」。
みなさん毎日使っていると思いますが、正しい順番ご存知ですか?
出典:weheartit
化粧水には化粧水の、美容液には美容液の役割があるからこそ使う順序が決まっています。
お肌の調子に大きく左右する美容の基礎知識を今回はご紹介します。
基礎化粧品の使う順番と効果を知って美肌を手に入れましょう!
どれが正しい?「基礎化粧品順序クイズ」
①化粧水⇒乳液⇒美容液
②美容液⇒化粧水⇒乳液
③化粧水⇒美容液⇒乳液
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さて何番が正解でしょうか?
・・・・・・
・・・
正解は、『③ 化粧水⇒美容液⇒乳液』!
基本中の基本ですが、一瞬自信がなくなった人もいるのではないでしょうか?
これらの「基礎化粧品」と呼ばれるものにはそれぞれ違った効果があります。
その特性ゆえに洗顔後に使う順番が決まっています。
順番を間違えるとせっかくの美容成分を肌が吸収できない・・・なんてことも!
このキカイに基礎化粧品がそれぞれどんな役割を持っているかを再確認しておきましょう。
ここからは「化粧水、美容液、乳液」それぞれの効果についてご説明します。
基礎化粧品の効果をおさらい
★「化粧水」・・・お肌表面の保湿と、お肌の状態を整える
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お肌表面(角質部分)の状態が整えられていると、次に使う「美容液」の成分が浸透しやすくなります。
実は化粧水自体が肌深くまでうるおいを届けることはできません。
あくまで洗顔後のお肌表面の状態を整え、この後の成分吸収の準備段階を作る働きを担当しています。
「化粧水だけつけて放置しておくと肌がカサついてしまう」のは表面だけが一時的にうるおって乾いてしまうためです。
★「美容液」・・・保湿や美白などの成分を“高濃度凝縮“し肌へ届ける
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化粧水の次に使うのが「美容液」。
その目的によって成分が違っていることも特徴の一つです。
- 保湿(うるおい)
- 美白
- しみ
- シワ
など、集中的にケアしたい成分を高濃度に凝縮。
少量で高い効果が得られることも知られていますね。
水分・保湿成分を浸透させ、一段上のフレッシュなお肌を保つことに一役買ってくれます。
悩んでいる部分を解決してくれる成分の美容液を選びましょう!
★「乳液(クリーム)」・・・水分・保湿成分、さらに油分を加えお肌の乾燥を防ぐ
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【化粧水 ⇒ 美容液】で吸収した水分(うるおい)を逃がさないようにカバー。
乳液もクリームもその効果は同じで、油分を含むためトロっとしています。
この油分によって水分が蒸発していかないように膜で守るようなイメージです。
乾燥を防いだり、お肌の潤いを保つためには必須の基礎化粧品。
ベタつかないようにお化粧する前は少ない量でつけるのが鉄則。
仕上げに乳液・クリームがないと肌ケアは締まりません!
知りたい!基礎化粧品の「使用期限」ってどのくらい?
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ここも大事なポイント!
ちょっと気になって買ったはいいけど気づけば1年・・・なんて乳液、洗面台に隠れてませんか?
わたしはあります。
あまり長期間置いておいたものはお肌に良くありません。
ではいったいどのくらいが目安かといいますと・・・
ずばり「半年」!
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短いように感じるかもしれませんが、お肌のためにこれくらいで潔く使い切りましょう。
未開封の場合、「使用期限3年」の表示をみかけることもありますがそこまでいくとギリギリ。
- 基礎化粧品の成分も少しでも空気に触れれば「酸化」します。
- また、長期間かつ適温ではないところで保管された場合は成分が「分離」をはじめる可能性も。
1年以上放置したものでは成分が変質している可能性は十分に考えられるわけです。
変質した成分を洗顔後に肌につけると、それ自体がシミや老化の原因になりかねません。
ケアするはずの基礎化粧品で肌にダメージを与えてしまうかもしれない、というのは恐ろしい話。
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美容家の中には、“化粧水や乳液は基本的に全て3ヶ月以内に使い切ること“という方もいます。
ビューティー系のお医者様も基本1年以内をおすすめしています。
美肌を保つためにも、買ってきたばかりの新鮮な化粧水や美容液、乳液を早めに使い切りましょう!
最後に・・・
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いかがでしたでしょうか?
毎日使っていると、間違っていても気づかずに続けてしまうのが基礎化粧品。
「買ったはいいけど使ってない化粧水」誰しも1本は持っていると思います。
半年以上たっていたら潔く“断捨離”するのがおすすめ。
厳しい目線で見るなら「基礎化粧品もナマモノ」くらいで考えておくのがベストです。
洗顔後の敏感肌に直接つける大切なもの。
つける順番や鮮度をもう一度見直して、美肌を目指してみてはいかがでしょうか?